今現在、管理人ゴンザレスが軽貨物の仕事を辞めてからある程度経つが、そんな管理人が今感じている事をリアルに話そうと思う。
理想と現実は違った
まず、初めに言いたいのは「理想と現実は違った」と言う事だ。
軽貨物を始める前に思い描いていた未来とは遠く離れた結果になってしまった。自由な働き方と安定した収入を両立した理想的な未来が待っていると思っていたが、そう簡単にはいかなかった。
軽貨物の求人広告にしても、特に深く考えず「お!稼げそう!」と、とても簡単に判断していた。今振り返れば「軽率だった」と感じる。
宅配の仕事経験が全く無かったのも稼げなかった1つの原因かもしれない。もう少し続けてもっと仕事に慣れれば、少しは上手く仕事をこなせるようになったのかもしれない。所詮は、たらればだが。
金銭面
生活が楽になた
軽貨物を辞め、まず金銭面における生活がいくぶんか楽になった。まだ、余裕がある訳ではないが、それでも軽貨物をやっていた頃よりはだいぶマシである。
収入の不安からの解放
まず、宅配や企業便の仕事をしていた時は仕事はそれなりにあるが、売り上げから引かれるものがかなり多く、なかなか月収が上がらなかった。
そして、スーパーカーゴで働いていた時は、日々の仕事量に波があった。仕事が安定的にある日もあれば、次の日にはほとんど仕事が無かったり。また、1日の中でも1件目の案件が終わりすぐに次の案件が入る時もあれば、しばらく時間が空いた後に次の案件が入ったり、「今日はもう仕事が無い」と言われる事もあり、なかなか収入が安定しなかった。
それなりに経験を積んで仕事に慣れるまでは、普通の固定給の仕事の方が安定している事がよく分った。
引き落としの嵐からの解放
やっと毎月の引き落としの嵐から逃れることが出来るようになった。
- 高額な車両保険
- 毎月3万円前後のガソリン代
など、月々絶対にかかってくる経費(更に詳しい事は【軽貨物】「思った以上に稼げない」と悩む人への3つの提案でも触れている)が抑えられるだけでも生活はかなり楽になる。これで、通帳を見るたびに襲われていたストレスからも逃れる事ができた。
車のローンからの解放
中古車買取業者へ車を売却し、車のローンからも解放された。車のローンも経費と同様、かなり生活を圧迫していたので、これでさらに生活が楽になる。
精神面・生活面
生活が規則正しくなった
軽貨物をやっていた時は毎日のように違う現場へ行き、行かされる場所によって帰宅する時間もバラバラであった。場所によっては渋滞がひどい場合もあったので、帰宅できる時間は本当にその日の運次第みたいな所があった。
軽貨物の仕事に比べ、今の仕事(や生活)は悪く言えば、「繰り返しで面白みは無い」が、ある程度決まったパターンで動ける事はかなり楽である。パターンに慣れてしまえば、あとは繰り返すだけである。
ストレスが減った
確かに、今の仕事でも多少のストレスはある。それは否定しない。だが、軽貨物をやっていたころと比べると圧倒的にストレスは減ったのは間違いない。
毎日のように知らない土地へ行き、長時間カーナビとにらめっこをして、そんな事をしていると顧客から「荷物はまだ届かないのか?」と急かされ、帰りは渋滞にはまり・・・と、このような事はもううんざりである。