軽貨物の仕事をする上で必要になってくる道具の1つに台車がある。(その他、必要になってくる物については、軽貨物の仕事をする上で必要な物、あれば便利なグッズをまとめて紹介を参考に。)
台車は、重い荷物が多かったり1度に両手では抱えきれない程の多くの荷物がある時に荷物を載せ、車から(荷受人のいる)少し離れた場所まで荷物を運ぶ時に使う。そして、1口に台車といっても、素材であったり縦横の大きさ、タイヤの大きさなど様々なタイプの商品がある。
ネットスーパーやドラッグストアの個人宅配送業務用の台車選びでは、水やお茶から清涼飲料水まで「2Lペットボトル×6本入り」のダンボールの運搬をどのようにこなしていくか?が大きなポイントになってくるかと思う。
台車選びの大体の目安
- 力には自信があり「2Lペットボトル×6本入り」のダンボールを一気にたくさん運びたい→1面にダンボールが4ケース載る台車→縦65cm~70cm程度、横55cm~60cm程度の台車
- 力にそれほど自信が無く「2Lペットボトル×6本入り」のダンボールを少しずつでも良いので安全に運びた→1面にダンボールが2ケース載る台車→縦55cm~60cm程度、横35cm~40cm程度の台車
「2Lペットボトル×6本入り」のダンボールを攻略
ネットスーパーやドラッグストアの個人宅への配送では、水やお茶から清涼飲料水まで「2Lペットボトル×6本入り」のダンボールがよく出る。そして、ネットスーパーやドラッグストアの個人宅への配送では、このダンボールが1番重い荷物の部類に入る。同じ重い荷物の部類として5kg、10kgのお米もある。が、管理人の記憶としてはそこまで多くお米は出なかったように思う。断然、「2Lペットボトル×6本入り」のダンボールの方がよく出ていた。
なので、「このダンボールをどう上手く運搬できるか?」がネットスーパーやドラッグストアの個人宅配送をスムーズに行っていく上では大きなポイントになってくる。
具体的な台車の選び方
「2Lペットボトル×6本入り」のダンボールの大きさは物によって多少の違いが出てくるだろうが、だいたい縦28~30cm程度、横20~25cm程度になる。これを基準に台車選びを考えて行きたい。
大きめの(1面にダンボールが4ケース載る)台車を選ぶ場合
大きめの台車ならば、「2Lペットボトル×6本入り」のダンボールを台車の1面に一気に4ケース載せる事が出来る。2段重ねれば8ケースだ。
ダンボール1ケース当たりだいたい縦28~30cm程度、横20~25cm程度なので、これを縦に2列、横に2列並べるとすればだいたいダンボールのスペースが縦56~60cm程度、横40~50cm程度になる。この大きさに余裕を持って縦横共にプラス5~10cm程度の物、つまり縦65cm~70cm程度、横55cm~60cm程度の台車を選んでおくと良い。
これなら、ダンボールが2ケースだけ出た時でもダンボールを台車の手前に置き、前の方に軽めの荷物を置く事で、3ケースだけ出た時は2ケースを台車手前に縦向きに置き、残り1ケースを前の方に横向きに置いて、その上にオリコンなど他の荷物を置く事で対応出来る。
メリット
- 1度に多くの荷物を運ぶ事が出来る
- 重心が安定しやすい
デメリット
- 小回りがききにくい
- 台車本体が重い
- パワーが無いと一気に荷物を運べない
小さめの(1面にダンボールが2ケース載る)台車を選ぶ場合
小さめの台車で「2Lペットボトル×6本入り」のダンボールを台車の1面に2ケースだけ載せて運ぶ事も出来る。2段重ねで4ケース。
ダンボール1ケース当たりだいたい縦28~30cm程度、横20~25cm程度なので、これをダンボールの長側面同士を合わせる形で縦に2列並べるとすれば、だいたいダンボールのスペースが縦40~50cm程度、横28~30cm程度になる。この大きさに余裕を持って縦横共にプラス5~10cm程度の物、つまり縦55cm~60cm程度、横35cm~40cm程度の台車を選んでおくと良い。
ただ、1面に2ケースのダンボールを置いて配送する場合、ダンボールが3(5)ケース+オリコンや細かい荷物が出た時に荷物が安定しづらく運びづらくなってしまうデメリットもある。
メリット
- 台車本体が軽い
- 小回りがききやすい
デメリット
- 1度に多くの荷物を運べない
- ダンボール3(5)ケース+オリコンなどの荷物が出た時は運びにくい
台車選びの大体の目安
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- 力には自信があり「2Lペットボトル×6本入り」のダンボールを一気にたくさん運びたい→1面にダンボールが4ケース載る台車→縦65cm~70cm程度、横55cm~60cm程度の台車
- 力にそれほど自信が無く「2Lペットボトル×6本入り」のダンボールを少しずつでも良いので安全に運びた→1面にダンボールが2ケース載る台車→縦55cm~60cm程度、横35cm~40cm程度の台車
ネットスーパー・ドラッグストア配送での台車への荷物の載せ方
「2Lペットボトル×6本入り」のダンボールが1番下
ネットスーパー・ドラッグストア配送での台車への荷物の基本的な載せ方は(人によって違いがあるだろうが)下に重い物、つまり「2Lペットボトル×6本入り」のダンボールを置き、その上に(形が四角く安定するので)オリコンを、その上に軽くて小さい物を載せて行く形になる。
同じ重い物の部類としてお米があるが、お米は袋に入っていて形が安定せず上に物を載せにくいので、1番下に載せるのには適していない。
重ね過ぎはハプニングや怪我のもと
「2Lペットボトル×6本入り」のダンボールを縦に積み重ねる場合、その人の体格やパワー、道路状況(坂道なのか?段差は無いのか?)にもよるだろうが、高くても2段程度が無難ではないだろうか(もちろん、3段以上でも平気な人もいるかと思う。)
あまり縦に高く積み過ぎると、坂道に差し掛かった際に重さで台車をコントロール出来なくなったり前や横に荷物が滑って行ってしまう事にもなりかねない。また、車道と歩道の間のちょっとした段差を乗り越えようと台車の前輪を持ち上げた時にバランスを崩して荷物を崩してしまう、なんて事も起こり得る。
これらは、大怪我にもつながりかねない。急ぐ気持ちは分るが、怪我をして働けなくなってしまってはどうしようもない。
ネットスーパー・ドラッグストア配送での台車への荷物の基本的な載せ方
- 下から「2Lペットボトル×6本入り」のダンボール→オリコン→軽くて小さい物の順番
- 「2Lペットボトル×6本入り」のダンボールは、高くて2段程度が無難