軽貨物配送では、(ヤマト運輸や佐川急便などの大手はやった事が無いので、あるのか分らないが)小さめ~中規模程度の運送業者のヘルプとして入って配達をするような案件もある。
「社員ドライバーが怪我でしばらく休むことになった」とか「急に人が辞めてしまって人手が足りなくなった」などの理由で空きが出た時にヘルプとして配達を行う事になる。
同じ配達系の仕事と言っても運送業者のヘルプの場合とネットスーパー、ドラッグストアの配達では、少々違いが出てくる。運送業者のヘルプの場合とネットスーパー系の配達の場合の違いを簡単にまとめると次のようになる。(全てに当てはまる訳ではないだろうが、だいたいこのような感じになってくるかと思う。)
運送業者のヘルプ | ネットスーパー系の配達 | |
---|---|---|
荷物サイズ | バラバラ | ある程度揃ってる |
端末操作 | あり | なし |
不在票 | 書く必要あり | 書く必要なし(?) |
人間関係 | 社員などと一緒に積み込み | お店の担当者と1対1 |
荷物サイズ
運送業者のヘルプ→サイズはバラバラ
運送業者のヘルプの場合、荷物サイズはバラバラだ。片手サイズの小物や封筒に入った薄めの荷物からちょっとした家電サイズの荷物まで様々な大きさの荷物があるので積み込には苦労する。上手く隙間を埋めて行くように積んでいかなければならない事が多い。
ネットスーパー系の配達→ある程度決まってる
だが、ネットスーパー系の配達の場合は大体荷物の大きさは決まってくる。ネットスーパー系の場合、大まかに言えば荷物の大きさは2パターンになる。1つ目はオリコンケースで2つ目は2Lペットボトル×6本入りのダンボールだ。
(レジ袋に入った)細かい商品はオリコンケースの中にまとめて入れられている事がほとんどで、オリコンケースに入りきらなかったものが単品でレジ袋のまま渡されたりする。
端末操作
配送業者のヘルプ→端末操作あり
場所によって違ってくるが、運送業者のヘルプの場合は端末操作がある事が多い。
そして、端末操作は荷物積み込の段階から行う事になる。当然、社員は端末操作に慣れているのでパッパパッパと作業を進めて荷積みを進めて行くが、ヘルプとして入ったこちら側は端末操作の仕方が分らない。簡単に教えてくれる場合もあるが、それでも全ては分らないので分らない所が出てくる度に社員に聞きながら作業を進めて行かなければならない。
また、配達中も1件1件配達先を回るごとに「配達完了」や「不在」などのデータを打ち込む必要がある。なので慣れている人は良いが、慣れない内は「端末操作に時間を取られて思うようなスピードで配達件数をこなせない」場合もある。
ネットスーパー系の配達→端末操作なし
だが、ネットスーパー系の配達の場合は(少なくとも管理人が仕事をした所では)基本的に端末操作は無かった。
普通に配達をして受領印をもらえばそれでOK。なので、そう言った意味ではネットスーパー系の方がまだ楽なのかもしれない。
不在票
運送業者のヘルプ→書く必要あり
運送業者のヘルプの場合は、通常の宅配業者と同じように訪問先が不在だった場合は1回1回不在票を書いてポストに投函していく必要があり、その分時間がかかる。
ネットスーパー系の配達→書く必要なし(?)
記憶が定かではないが、ネットスーパー系の配達では不在票は確か書く必要が無かったような記憶がある。
人間関係
運送業者のヘルプ→周りに社員がわんさか
運送業者のヘルプの場合、配達は1人で行うにしても積み込の際などは周りで多くの社員が積み込作業をしているところを一緒に作業する事になる。
ネットスーパー系の配達→お店の担当者と1対1
ネットスーパー系の配達の場合は、お店側に配達用の荷物を取りに来た事を伝えると、担当者が荷物を引き渡してくれる。基本的に、1対1のやり取りになる。