軽貨物を始める直前の頃の気持ちを振り返る【明るい未来を思い描いていたあの頃】

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最近軽貨物の求人を眺めていたり、まさに営業ナンバーを取得した所でこれから軽貨物業界で本格的に仕事を始めようと思っている人達も世の中にはいるかと思うが、そのような人達はどのような気持ちを抱いているだろう?

おそらく、「稼げそう」、「せっかく脱サラしたんだ。サラリーマン時代よりうんと稼いでやる」、「生きて行く上で最低限のお金が稼げればいい」、「人間関係が楽そう」など、人それぞれ色々な気持ちを抱いているかと思う。

 

軽貨物の求人情報を鵜呑みにすべきでない理由でも語っているように、今となっては「企業側もいかにも「稼げますよ」的な求人の見せ方をしていて、管理人がそれに上手く乗せられてしまっていたんだな」と思うが、軽貨物を始める直前当時の管理人は「(求人誌に掲載されているような額が)稼げるんだろうな」と期待に胸を膨らませていた

 

この記事では、管理人が軽貨物の仕事を始める直前の頃、どのような気持ちだったのか少し掘り下げて振り返っていきたい。



希望に満ちていた

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そもそも、管理人が軽貨物業界の存在を初めて知ったのは求人広告誌経由であった。それまでは「宅配=ヤ○ト運輸、佐○急便」と言ったようなイメージしか無く、こう言った仕事が存在する事さえ知らなかった。

街中でたまにスーパーカーゴの車が走っている所を見た事があるくらいで何も知らなかった。(余談として、管理人は昔「スーパーカーゴ」ではなく「スーパーカーブ」だと思っていた。「右折や左折の時に凄い曲がり方をするのか?」とか思っていた。)

 

希望その1→「え?待って、稼げそう」

「荷物1個当たりの単価が○○円で~これを1日に○○件配れば1日で○○○○円稼げて~、月に○○日稼働したとすれば、月に○○万円稼げて~」

給与の話は別にこの業界に限った事では無い。他の業種の面接の際にも説明される事が多いが、この業界では上のような形式の説明文が求人誌・求人サイトに載っていたり、会社側の人間から説明されたりすることが多い。

当時、説明を聞いた管理人は「確かに、この数字通りに行くのだとすれば魅力的な仕事だ」と感じていた。が、頭の中だけで数字を計算するのと実際にやってみるのでは全く違うこんな何から何まで計算通りに上手くいくはずも無く、見事に希望は打ち砕かれる事になる。

 

また、

「確かに加盟金で月○万円取られますが~、月に○○万円くらい稼いでしまえば、加盟金が取られても手元にこれだけ残りますよ~」

と、言う具合の説明で上手く乗せられてしまい「ま、加盟金とか少し高い気もするけど、なんとかなるでしょ」と思っていた。(ま、会社側は当然そう言う不安を消すような説明の仕方をするのだけど。)

 

希望その2→「人間関係楽そう」

また、人間関係も楽そうでとても魅力的であった。

確かに、荷積みや荷降ろしの際にその現場の人間と関わる事はあるが、普通の職場と比べれば「苦手な人と関わらなければならない状況」と言うのがかなり少なく、また配達中は基本1人だし「かなりストレスは少ないだろうな」と思っていた。



軽貨物の良い面しか見ていなかった

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仕事は充分あるんでしょ?

軽貨物では会社が案件を振ってくれないと仕事は始まらない。仕事が無ければ、「稼げる、稼げない」の前に生活さえも危ない。

だが、その当時は「仕事は自分の希望に合ったものをちゃんと紹介してくれるだろう」と甘く考えていた。

 

道もやってる内に覚えれるでしょ

当時の管理人は、道路に関しても「仕事をやっている内に覚えられるだろう」「もし、何かあってもカーナビがあるし大丈夫」と甘く考えていた。

宅配の仕事の経験も無いのに準備がおろそかだった。この辺りも管理人が軽貨物で稼げなかった原因の1つになったように思う。

 

 

考えが甘かった

今振り返れば、軽貨物の良い面ばかりに目が行っていて、「当時の自分の考えも甘かったのかもしれない」と感じる。

実際に軽貨物の仕事を体験してみると、細かい部分でも思いもよらないトラブルが起きたりして頭の中の計算通りにいかない事が多すぎて、仕事が嫌になる事が多くあった。

ま、色々あったが軽貨物を辞めた現在は、「これも良い社会勉強だったな」と思う事が出来る。




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