個人事業主として活動し始めのは良いものの、「実際には全然稼げなかった。」と言った経験をした人も少なくないかもしれない。普通の会社員とは違う個人事業主と言う働き方の性質上、どうしてもそう言った事態は発生してくる。では、そう言った場合はどうするべきなのだろう？
考えられる改善策は大きく以下の２つ。
- なんとか稼げるように努力する
- 個人事業主を辞め、他の仕事を探す
なんとか稼げるように努力して稼げるようになれば問題は無いが、努力したからと言って必ずしも全員が全員稼げるようになる訳でも無いだろう。そもそも「努力」と言っても抽象的である。具体的な解決策が見つからなければ状況を変える事は難しいが、そもそも具体的な解決策が分らない場合も少なくないかもしれない。
稼げるように頑張ってはみたが、どうにも成果が上がらないのなら「個人事業主を辞め、他の仕事を探す」事も考えた方が良いかもしれない。
個人事業主？会社員？アルバイト？
個人事業主にこだわる？
稼げるように頑張ってはみたがどうにも成果が上がらない、収入が増えないのなら「個人事業主を辞め、他の仕事を探す」事を考えても良いかもしれない。
もちろん本人の行動次第で状況が改善する場合もあるがあるが、そうでない場合もある。個人事業主にこだわり続けるよりも、いっその事普通のアルバイターや正社員になってしまった方が手っ取り早く状況の改善を行える場合もある。
特に若い場合
個人事業主の一例として例えば軽貨物にしても、稼げない事が分ると、廃業手続きを行って次の仕事を探す人（、もしくはすでに次の仕事をしている人）も少なくないかもしれない。アルバイトとしてであったり、中には正社員を目指す人もいるかもしれない。
特に年配の「稼げるかどうかは関係無く、趣味的な感じで仕事をしている」人なら、こう言った話はあまり関係無いだろう。年齢的にも、もうそこまで稼ぐ必要が無い場合が多い。このまま趣味的な感じで、のほほんとやっていても問題は無いかもしれない。
だが、２０代、３０代、４０代などとなってくると、少々話が違ってくる。まだまだ稼がなければならない人も多いはずだ。現在、個人事業主として働いているこれら働き盛りの層の中には、これから先の将来に（このまま個人事業主として働いていて大丈夫なのか）不安を持っている人も少なくないかもしれない。
安定的と言えば安定的
やはり、正社員の方が安定的かとは思う。個人事業主と言う働き方の性質上、稼げる時は稼げるが稼げない時は本当に稼げない。収入以外の例えば「楽しみながら仕事を行えるか」、「ストレス無く仕事を行えるか」と言ったような部分を重視するのなら、それはそれで良いとは思うが、そんな事ばかり言ってられない人も少なからずいるだろう。
決断のタイミングは？
もし個人事業主を辞めるにしても、そのタイミングはいつにすべきなのだろう？
遅くなるほどに自分が損をする
決断のタイミングに関しては、「まさしくココ」と言った決まったタイミングは無く人それぞれ違ってくるかと思う。例えば、現在抱えている案件を終えるまでは個人事業主を辞める事が出来そうになかったり、その他様々な事情であったり、心の準備が出来なかったり。ただ、１つ言える事がある。それは、「決断のタイミングが遅くなればなる程、自分が損をする事になる可能性が高い」と言う事だ。「損をする可能性」と言うのには、２つの意味がある。
- 収入に関して
- 正社員になれる可能性
である。
我慢して低収入のまま個人事業主として働けば働くほど、低収入の期間は長くなる。また、年齢を重ねれば重ねるほど正社員として採用される事も難しくなる。
管理人が決断したタイミング
管理人の場合、個人事業主（軽貨物）を辞めようと決意したのは手取りが普通のアルバイトのレベルを下回ってきた頃である。
正直、個人事業主の仕事は大変な部分も多かったが、かなり自由で楽しい部分も多くあった。だが、いくら楽しくとも当然生活がある。生活できないようなレベルまで収入が落ちてしまっては、改善策を考えなければならなかった。結果、「個人事業主を辞める」のが手っ取り早い解決策であると判断し、廃業手続きを行い辞める事にした。そして、車も中古車買取業者へ売却した。
就職支援サイトもある
もちろん自力で正社員を目指すのも良いかと思う。だが、自分１人の力ではどうしても難しい場合もある。
そのような場合は、（フリーター用ではあるが）これらの就職支援サイト、またニートの人でもサービスを受けれるこれら就職支援サイトと、言ったサービスがある事も頭に入れておいて良いかもしれない。
