スーパーカーゴをやってみた時の話【スポット便多しっ!】

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car-2168372_640 軽貨物体験談

スーパーカーゴは軽貨物の会社の1つだ。関東では、側面に「スーパーカーゴ」と書かれた黒ナンバーの車を見かける事も少なくない。そして、管理人もこのスーパーカーゴで少々働いた経験がある。

この記事では、管理人が「スーパーカーゴで働いてみての体験談・感想」を書いていきたいと思う。



スーパーカーゴの概要、仕事内容

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スーパーカーゴはスポット案件専門の会社

KBT-GROUP、ai&ai物流、スーパーカーゴ、それぞれの特徴を比較でも書いたようにスーパーカーゴでは加盟金は取られないが、仕事の種類が一般的な軽貨物業者と多少異なり基本的にはスポット案件専門となっている。(話を聞けば、スポット以外の仕事も無い事は無いような事を言っていた。が、行っているのは一部のベテランドライバーなどかと思う。)

 

そもそもスポット便とは、毎日のように入る「定期便」「企業便」などとは正反対の「単発で行う案件」の事である。基本的に、

  1. A地点で荷物を積み
  2. 運転
  3. B地点で荷降ろし、荷物の受け渡し

と、言った形が1案件の基本的な流れになる。たまに往復の案件もあるが、基本的には片道の案件が多い。

 

定期便(企業便)の場合、基本的には毎日同じ現場に入り同じ配送ルートを回るケースが多い。毎日同じ現場に入り同じルートを回るので、当然、荷積み・荷降ろし・運転などの仕事の要領をつかみやすいだろう。

だが、スポット便の場合は毎日のように違う現場に入る事も多く、当然定期便の場合に比べ仕事の要領は圧倒的につかみにくい

 

印刷物配達が多かった

スーパーカーゴでは、街の小さな工場から都心の出版社などへ印刷物を運ぶ仕事が多かったように思う。

他にも、工事現場へ足りない部品を配達したり、JA(全農)から野菜を引き取って配達したりと言った仕事があった。

 

服装

服装に関してだが、スーパーカーゴ専属ドライバーは一番上に赤いジャンパーを着る事になっているようだった。が、管理人は、協力業者と言う事でいつも通りよくあるような無難な服装でジャンパーを着る事無く仕事が出来た。

 

車両について

車両の用意の仕方だが、スーパーカーゴでは確か車両をレンタルする事が出来たと思う。が、もちろん持ち込みやリース車で仕事を行う事も出来る。

 

周りのドライバー

周りのドライバーに関しては、あくまで管理人が見た感じだが「(30、40代の)若いうちに脱サラして独立開業しました!」みたいな人よりも、もう少し年配のドライバーが多かった。



体験談

配達中の外国人

SC伝票が面倒

スーパーカーゴを始める前にネットスーパー宅配を少しだけ経験してはいたが、まだまだ宅配の仕事に不慣れだった自分としては、「まだ配達していない場所の伝票」と「受領サインをもらった伝票」を分けたり、配達先に連絡したり、不在票を書いたりと軽貨物の仕事はただでさえ忙しく頭がパニックになりそうだったが、スーパーカーゴでは通称「SC伝票」と呼ばれる専用の伝票にも送り先や荷主の情報を記入しなければならない。これらは大体車内で行うのだが、面倒であった。軽貨物は車内でやる事が多い。)

 

JA(全農)の配送案件は電話連絡が面倒

また、JA(全農)から野菜を引きとりスーパーやCO・OPへ配達する仕事にも何回か行った。荷積み・荷降ろしの際の問題点は特に無かったが、JAの場合は出発連絡、完了連絡しなければならない場所が多すぎてとても面倒であった。

荷降ろしの際もスーパーの納品車用の駐車場などを使用できたので、その辺も大きな問題は無かった。気を付けるべき点と言えば、「夏場は野菜が痛まないように迅速に配達を心がけなければならない」と言った所か。



スーパーカーゴは稼げる?稼げない?

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率直な感想「スーパーカーゴは稼げない」

どの会社と業務委託契約を結ぶにしろ、結局1番気になるのは「稼げるのか?稼げないのか?」と、言う点では無いだろうか?

あくまでも管理人の考えだが、管理人が実際にスーパーカーゴで働いてみた感想としては「スーパーカーゴは稼げない」と、言った印象が強かった。

 

「スーパーカーゴは稼げない」と感じた理由

軽貨物を辞めた現在、感じている事をリアルに話すでも書いたが、「スーパーカーゴが稼げない」と感じた1番大きな要因として「仕事量が安定していない」と、言う点がある。

何も「スーパーカーゴには全然仕事が無い」と言う訳ではない。確かに仕事は有るのだが、「効率良く稼ぐ事が難しい」と感じた。

  • A→B(行きの便)は荷物あり
  • B→A(帰りの便)は荷物無し

例えば、上記で示したように「行きの便では(当然)荷物があるのだが、そこから帰る際に近場で積んでくる荷物が無い」と言ったパターンが多くあった。B地点付近で仕事が入り荷物を受け取れれば、A地点に帰りながら更に稼ぐ事が出来るのだが、そのような稼ぎ方が出来た例は体感的に全体の20~40%程度ではないかと感じた。帰りにかかるガソリン代がもったいなく感じた。

また、「今日はスポット便に3,4本入りたい」と自分は思っていても、「そんなに仕事が無い」と言われる日も少なからずあった。



収入を重視しないのならスーパーカーゴもあり?

東京や埼玉、神奈川、千葉など東京周辺の地域で「とにかくスポット便の案件を探しており」、また「スポット便をこなして少なくても良いので収入を得たい」と考えているのなら、スーパーカーゴ業務委託契約を結ぶ事も頭に入れて良いかと思う。

冒頭でも書いたように、スーパーカーゴは、基本的には「スポット便専門」の会社である。

 

もちろん、スーパーカーゴ以外でも

スーパーカーゴはスポット便の案件を豊富に取り扱ってはいるが、もちろんスポット便を取り扱っている会社はスーパーカーゴだけでは無いKBT-GROUPなど、他の会社でもスポット便の取り扱いは行っている。

「スポット便を中心にこなし」+「スポット便が無い時などにスポット便以外の仕事もこなしたい」と考えている場合は、そちらも検討してみても良いだろう。




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