世の中には数多くの仕事が存在するが、「自分が望んだ理想的な働き方」を実現できている人は一体どれほどいるのだろうか?
全員が全員そのような働き方が出来てはいないだろうし、むしろ「自分が望んだ理想的な働き方」が出来ていない人の方が多いかもしれない。
会社に都合よく使われている例
「会社に都合よく使われる」とは、具体的にどのような状況だろうか?
会社に都合よく使われる例として、すぐ思い浮かぶものとして
- 誰もやりたがらない仕事をやらされる
- 雑用をやらされる
と、言ったものが考えられる。
誰もやりたがらない仕事をやらされる
「誰もやりたがらない仕事」と言うものには、他の仕事よりきつかったり面倒な作業が多かったりと、たいていそれなりの理由がある。
そして、会社側は「誰もやりたがらない仕事」をこなしてくれる人を探している。「誰もやりたがらない仕事」をそつなくこなしてくれる人は、良く言えば重宝はされる。
だが、このような仕事は他の仕事よりも体力的・精神的な消耗が激しかったりする。また、なかなか代わりが現れづらく長くやらされる場合も多い。
雑用をやらされる
これも、先程の「誰もやりたがらない仕事をやらされる」と似ている。
「ちょっとした雑用」や、「誰かの穴埋め」、「人が足りていない所への応援」など便利屋のように使われる。
実際の経験からも、特に派遣社員などはこう言った使われ方をされるケースが多くなる。
会社に都合よく使われるべきでない理由
「会社に都合よく使われる」事を全否定するつもりは無い。
自分に足りない部分を把握出来たり、今まで出来なかった経験を積めたり、勉強になる事もあるかもしれない。
ただ、個人的に「会社に都合よく使われる」人と言うのは、損をする事も多いかと思う。
このような使われ方をするのは、特に派遣社員やパート・アルバイトが多くなるが、
- 時給は変わらない
- 怪我のリスクが大きくなる
と、言った理由から個人的には「会社に都合よく使われる」べきではないと思う。
時給は変わらない
人生で1度は「きつい仕事」を経験すべき2つの理由と言う記事を書いておきながら、こう言うのはなんだが「誰もやりたがらない(きつい)仕事」を行った所で時給が変わらない事がほとんどだ。
時給が上がるのならまだ納得出来るかもしれないが、時給が変わらないのであれば不公平だ。
怪我のリスクが大きくなる
また、「誰もやりたがらない(きつい)仕事」は怪我や体を痛めるリスクが通常より高くなるケースも少なくない。
会社に都合よく使われない為の対策
「会社に都合よく使われない為の対策」としては、
- ハッキリと意思表示する
- 逃げの言い訳を用意しておく
と、言った方法が考えられる。
ハッキリと意思表示する
「この仕事をやってくれないか?」と、会社(上司、社員)に提案されたが、選択の余地がありそれがやりたくない仕事だった場合は、「やりたくない・出来ない」とハッキリ意思表示する事も大切である。
押しに弱い優柔不断な人の場合「断り切れずに引き受けてしまう」と、言った事がありがちだ。が、結局苦しくなるのは自分自身だ。
逃げの言い訳を用意しておく
また、「逃げの言い訳を用意しておく」のも良いのではないだろうか。
例えば、
- 「他の仕事を頼まれている」
- 「体の調子が悪い」
など、その場を上手くごまかせる言い訳を普段から考えておけば、いざ面倒な仕事を頼まれた時に上手くごまかせる可能性が高くなる。