軽貨物の仕事をしている人は給油する機会がかなり多くなる。そして、支払いを現金ではなくクレジットカードで行う事で得られるメリットは多くある。(詳しくは、ガソリンの支払いはクレジットカードで行うべき4つの理由を参考に)
この記事では、ガソリンスタンドの中でも特にENEOSで頻繁に給油する人におすすめなクレジットカード(ENEOSカード)を紹介していく。
3タイプから自分に合ったカードが選択可能!
(https://www.noe.jxtg-group.co.jp/card_cps/cps_contents/cps3.htmlより)
ENEOSカードは、全国約10,200店舗あるENEOS SS(サービスステーション)ならどこでも利用ができるガソリン系クレジットカードで、C・P・Sの3タイプから自分にあったカードを選択することが出来る。
C、P、S、3タイプ比較表
C(キャッシュバック)タイプ | P(ポイント)タイプ | S(スタンダード)タイプ | |
ブランド | VISA/JCB | VISA/JCB | VISA/JCB |
年会費 | 1,375円(初年度無料) | 1,375円(初年度無料) | 1,375円(初年度無料)*1 |
家族会員 | 無料 | 無料 | 無料 |
レッカー移動 | 10kmまで無料 | 10kmまで無料 | 10kmまで無料 |
修理(路上) | 30分以内無料 | 30分以内無料 | 30分以内無料 |
他サービス | 「カーコンビニ倶楽部」での修理代が5%OFF、「オリックスレンタカー」が10%OFF | 「カーコンビニ倶楽部」での修理代が5%OFF、「オリックスレンタカー」が10%OFF | 「カーコンビニ倶楽部」での修理代が5%OFF、「オリックスレンタカー」が10%OFF |
特徴 | 毎月のカード利用金額に応じて、ガソリン・軽油が最大7円/L引き! | ENEOSなら最大3%ポイント還元。ENEOS以外での利用で0.6%ポイント還元。 | 年1回の利用で年会費無料。ガソリン・軽油は常時2円/L引き。カーメンテ用品での利用で2%ポイント還元。ENEOS以外での利用で0.6%ポイント還元。 |
*1→年1回以上のカード(Apple Pay・QUICPay・ETC含む)のご利用で次年度の年会費は無料。
C(キャッシュバック)タイプ
Cタイプは、月々の利用額に応じてガソリン料金が割引されるタイプのカードだ。
割引額は1万円未満の利用でリッター当たり1円引き~となっており、月7万円以上の給油額でリッター当たり最大7円引きとなる。
P(ポイント)タイプ
ポイントタイプは、ENEOSでの利用、またENEOS以外での利用でポイントが貯まるタイプのカードとなっている。
ENEOSでの利用なら最大3%のポイント還元(1000円ごとに30ポイント)となっている。
ENEOS以外での利用では、1000円ごとに6ポイントとなっている。
S(スタンダード)タイプ
スタンダードタイプは、ガソリン価格が月々の利用額に関係なく常に2円引きとなっており、またカーメンテナンス用品やENEOS以外での買い物でポイントも貯まる。更に、年に1回でも利用すれば年会費が無料となる。
エネオス給油用にカードを作成すべき理由
エネオスを始め各ガソリンスタンドでガソリンを給油する際には、わざわざ新たにカードを作成しなくとも今までショッピングの際に使っていた各種クレジットカードを利用する事も可能となっている。
だが、出来ればガソリン給油用にカードを作成する事をおすすめする。その理由を詳しく見て行こう。
通常のクレジットカードより還元率が高い
例えば、ENEOSカード Pタイプでは1000円の利用で30円(=3%)分のポイント還元が受けれる。(※エネオスでガソリンを給油した場合)
一般的にクレジットカードでのポイント還元率は、0.5%~1.5%程度の物が多い。つまり、「エネオスでの利用の場合」と言う制限はあるものの、通常のクレジットカードでガソリン代を支払う場合より多くのポイント還元を受ける事が出来るのだ。
確かに、「年会費がかかってしまう」と言うネックはある。が、C・P・Sタイプいずれも年会費は初年度無料となっている(Sタイプは、年1回以上の利用で次年度の年会費も無料)。「年会費がかからない1年だけ使用する」と言った使い方も出来なくは無い。
無料で付いてくる各種サービス
普通にプライベートで車を使うだけならレッカー移動や緊急の修理が必要になってくる事は滅多にないかもしれないが、車を仕事で使うとなってくると普通の人よりも事故に遭う確率や車のどこかしらが損傷してしまい、急に修理が必要になる可能性は格段に高くなってくる。
10km以内と言う距離の制限や30分以内と言う制限はあるものの、レッカー移動サービスや路上修理サービスが無料で付いてくる点は損にはならないはずだ。
ポイント交換について
交換できるもの
クレジットカードの利用で貯まったポイントは、サイトやアプリ上で希望のものに交換する事が出来、以下の3つから好きなものを選ぶ事が出来る。
- キャッシュバック
- ポイント移行
- 商品交換
キャッシュバック
カード利用代金との相殺。
ポイント移行
TポイントやJALマイレージバンク、ANAのマイルへの交換。
商品交換
カタログギフト、エネゴリくんグッズなどのなかから希望のものと交換。
交換方法
ポイントを交換する方法は以下のようになる。
- MY TS3 にログイン
- TOPページの「各種サービスメニュー」をクリック
- 「ポイント交換」をクリック
- 「ポイント交換メニュー」から好きなもの1つをクリック
- クレジットカード有効期限・セキュリティコード入力などカード情報の入力
- それぞれのメニューの内容に沿った情報入力、商品の選択など
体験談として。管理人は Pタイプを使用していた
1カ月で600~1000ポイント獲得していた
管理人も軽貨物の仕事を始めると同時にENEOSカードのP(ポイント)タイプを申し込んだ。
軽貨物の仕事を行っていた時期は、大体平均1カ月で600~1000ポイント程貯まっていた。
貯まったポイントは支払いに充てていた
エネオス利用で貯まったポイントは、ガソリン料金の支払いに充てていた。
ポイント交換は1000ポイント単位となるので、使い方としては
- 3、4カ月間分はポイントを貯めっぱなし
- ある程度ポイントが貯まったら、2000~3000ポイントをガソリンの支払いに使用
と言った感じであった。
自分に合ったカードタイプを知れる「カード診断」あり
https://campaign.ts3card.com/eneos/psc/shindan/
ENEOSカード公式サイトでは、必要事項を入力するだけであなたに最適なカードタイプを診断してくれる「カード診断」ページもある。
- 普段利用するガソリンスタンドのガソリン料金
- 1カ月に給油するガソリンのℓ(リッター)量の平均
- 1カ月に給油以外にガソリンスタンドで利用するサービス額
- 1か月に一般のショッピングでの平均クレジットカード利用額
を入力し、「診断する」ボタンを押せば診断してくれる。
診断ページへの行き方
- ENEOSカード
TOPページへ
- 右下の「診断する」ボタンをクリック
本当にENEOSカードで良いのか?
普段よく利用するのはエネオスか?
ガソリンスタンド1つにしても、
- ENEOS
- コスモ石油
- 出光
- 昭和セル石油
- 宇佐美
などなど、様々ある。普段よく利用するのがコスモ石油や宇佐美なのに、ENEOSのカードを作成するのもあまり好ましくない。まず、普段よく利用するのがエネオスかどうかがポイントになってくる。
ポイントを効率良く貯める為には
ガソリンカードを作成する場合、
- 普段よく利用するガソリンスタンドの物を作成し
- (出来れば毎回)その店舗、系列店で給油する
ことで、ポイントはかなり貯まりやすくなる。
普段からエネオスを頻繁に利用するのであれば、ENEOSカードがおすすめでである。