軽貨物の始め方「営業ナンバー取得~任意保険の契約」までを解説

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軽貨物で使う車を用意できたら(車の用意の仕方については、軽貨物用の車両の用意の仕方を参考に。)、営業ナンバーを取得しなければならない。任意保険についても、通常の乗用車の場合とは異なる。

この記事では、

  1. 営業ナンバーを取得するまでの簡単な流れ
  2. 営業ナンバーの任意保険

について簡単にではあるが解説していく。



営業ナンバー取得までの流れ

①運輸支局で手続き

まずは各都道府県の運輸支局で「軽貨物事業を開始する」と言う報告的な意味の手続きをしなければならない。

ここでは、事業用自動車等連絡書と言う物を書く。

  • 使用者の名称
  • 使用者の住所
  • 所属営業所名
  • 使用の本拠の位置
  • 使用する車のナンバー、型式など

などを記入する。

 

②軽自動車検査協会での手続き

①が終了したら、次は軽自動車検査協会に行き、営業用の黒いナンバープレートを貰う事になる。

始めの方で、自動車税申告書などを車検証を見ながら記入欄に記入していき、一番最後に営業用のナンバープレートを貰う(買う)事になる。なお、ナンバープレート買う際には1480円かかるので現金も忘れず。

ここでは、「○番へ行って次は○番まで」と、色々と回るのだが基本的には職員に言われた通りに進めていけば問題は無い。まず、どこに行けばいいか分らなければ「総合受付」に行き聞けばOKだ。

 

手続きの際に必要な物

これらは、手続きの際に必要になるので忘れず持って行こう。

  • ハンコ
  • 車検証(原本)
  • 住民票
  • 申請依頼書(車の所有者が自分以外の場合など)
  • 現金(1480円)

ハンコ、車検証は必須だ。住民票は必要だったかどうか記憶が曖昧だが、取りあえず持って行けば間違いは無い。

 

せっかく時間を作って手続きに行ったのに、「必要な書類が無い」と手続きが出来なくなる。そうなると、とてつもなく面倒な事になるので、忘れものには気をつけたい。




 

営業ナンバー車両の任意保険契約

軽貨物の求人情報を鵜呑みにすべきでない理由等でも触れているように、営業ナンバーの任意保険料は普通の乗用車用の任意保険料より1万円以上高くなると思っておいた方が良い。

確かに痛い出費ではあるが、特に運転する機会が多く走行距離も長くなるこの仕事では多少保険料が高くても、何かあった時の為には入っておいた方が良いと思われる。

任意保険を契約するには、以下の2つの方法がある。

  • ①代理店で申し込む
  • ②ネットで申し込む

 

①代理店で申し込む

通常はこちらの方法になるかと思われる。

乗用車の任意保険なら、ソニー損保、チューリッヒ、アクサダイレクト、SBI等などネットで取り扱っている会社が多いが、営業用の車の保険は取り扱っていない場合がほとんどだ。

保険会社については、1から自分で探してももちろん良いが、たいていは各軽貨物業者が契約している保険会社があるので「ここなら安くなる」と薦められる事が多い。

 

保険会社(代理店)とのやり取りは、直接会う、もしくは電話やメールでのやり取りになる。今多いネット上での保険の契約は出来ない。

 

②ネットで申し込む

普通乗用車用の自動車任意保険ならネットで申し込めるものが数多くあるが、営業(黒)ナンバー用の自動車任意保険は、ネットで取り扱って「いない」事が普通なので、通常は代理店で申し込むことになる。

だが、ネットで営業ナンバーの任意保険を取り扱っているところが全くない訳ではない。調べてみた所、どうやらネット上で営業(黒)ナンバー車用の自動車任意保険を取り扱っている会社もあるようだ。

 

なお、一括払いで保険を契約し、契約期間満了前に軽貨物を辞め保険を解約する場合、返戻金を受け取れる。(一括払いにしていた運送保険では受け取れた。任意保険は毎月払いにしていたので分らないが、一括払いにしていた場合はおそらく受け取れるだろう。)




 

まとめ

軽貨物は始めるまでに色々と準備する事や手続きが多い。

運輸支局や軽自動車検査協会での手続きについては、自分もうろ覚えな所が多いので、確実な情報が欲しい人は各都道府県の運輸支局のホームページを見てみればOKだ。

また、余談だが軽貨物の仕事をする場合給油の機会がかなり多くなる。出来れば(ガソリン用に)クレジットカードを持っておきたい。
>>>【軽貨物】ガソリンの支払いはクレジットカードで行うべき理由



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