【迷ったらやめとけ】元軽貨物ドライバーのリアルガチ(宅配)体験談

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軽貨物に疲れた人 軽貨物体験談

そもそも管理人が軽貨物ドライバーとして仕事を始めた理由は「自由な感じだし稼げそうだから」と言う軽いものだった。

初めに書いておけば、管理人の場合「某K○T-GROUPの宅配案件でやっていくのは厳しい」と感じた訳であって、上手く仕事をこなせる人なら稼げる可能性も無い事は無い。実際、某K○T-GROUPで取り扱っている宅配案件が豊富なのは確かだ。

この記事では、そんななんとなく始めてしまった軽貨物でも最初の頃に働いていた某K○T-GROUP宅配を中心に行っていた時の体験談を中心に書いていく。



軽貨物・宅配のメリット・デメリット

 軽貨物・宅配のメリット

  • 報酬が高い
  • 体を動かす事が好きな人にはぴったり
  • 一人で回れるので面倒な人間関係が少ない

 

 軽貨物・宅配のデメリット

  • 拘束時間が長い
  • 不在がある
  • 重い物中心

と言ったところか。

 

某K○T-GROUPの宅配仕事内容

Amazon・ネットスーパー・ドラッグストア商品の配送

軽貨物・宅配の主な仕事としては

  • Amazon注文商品の個人宅配送
  • ネットスーパー購入商品の個人宅配送
  • ドラッグストア購入商品の個人宅配送

がある。

 

個人宅なので不在もあるし、荷物もペットボトル飲料(2L×6本)があったり重い物が多い。しかも、店舗が違うと商品の搬入・積み込み場所が違う(分りにくい)事が結構ある。こう言う細かいところで時間が取られる。

頭の中では「○○時○○分にこの家に行って、それが終わったら店舗に戻って・・・で、○○時○○分までに荷物を積んで・・・」みたいにシュミレーションするが、まず予定通りに行かない。あとは、場所によって駐車違反に気をつけなければいけない。



某K○T-GROUP、宅配以外の仕事

某K○T-GROUPで宅配以外の仕事としては、

  • スポット便
  • チャーター便
  • 企業定期便
  • ハンドキャリー便

などがある。

 

スポット便

名前の通りスポット的(単発的)に入る仕事だ。「(今日だけ)どこどこの会社で○○の荷物を引き取って、○○の○○さんまで届けて欲しい」のような感じだ。(スーパーカーゴでは、このスポット便中心に仕事を紹介してもらえる。)

スポット便は、距離(何Km走ったか?)やエリアで料金が決定する。当然、近場は安く、遠くなればなるほど料金は高くなる。

 

メリットは毎回引き取り先、配達先が違うので新しい発見・出会い等がある。

デメリットは、これもまた毎回引き取り先、配達先が違うので、

  • 近くまで来たのになかなか目的地(詳しい納品場所)が見つからない
  • 道に迷いやすい

などがある。

 

チャーター便

時間で料金が決まるものだ。1時間○○円×○時間 と言う普通のバイトと同じような時給制システム。

 

企業定期便

企業~企業へ荷物を配送する仕事。

企業間なので何かの材料等重い物の場合もあるが、ある程度ルートも決まってくるし不在も無いし、宅配より全然楽だと思う。今日仕事が出来るけど聞いてみたら仕事が無い、みたいなことが無く他のものより安定して収入を得る事が出来ると思う。

 

ハンドキャリー便

こちらは車での配送ではない。依頼人から荷物を受け取り、その荷物を持って新幹線や飛行機に乗り荷受人まで荷物を届けると言う仕事だ。

 

宅配案件の取引先は?

取引先など更に踏み込んだ内容について知りたい人はnoteでどうぞ。



とりあえず軽貨物の仕事をやってみて

宅配案件多しっ!

ここは宅配案件が多いように感じた。そして、割ときつい仕事中心に振り当てられた気がする。この業界未経験と言う事もあり、試されてる部分もあったと思う。もちろんスポット・チャーター・ハンドキャリー等もあるのだが、とにかく宅配が多かった。

 

軽貨物は煩わしい人間関係が少ない

軽貨物を始める前の頃に思っていた通り一人で回るので煩わしい人間関係が無いのは良かった。

通常のアルバイト・仕事では嫌でも人間関係が生じるのが普通だ。確かに、荷物を積む際にスーパーやドラッグストアの店員や担当者とのやり取りはあり、完全に人間関係が無いわけではない。(小~中規模の運送業者のヘルプなんかでは普通にまわりに社員がいる中、一緒に積み込作業を行ったりする)また、宅配なので個人宅に訪問して荷物の受け渡す際にも人間関係は生じる。

だが、基本的に荷物の積み込み・荷降ろし・受け渡しなど以外は運転している時間が長くなり、(1人で仕事を行っているのなら)完全に自分だけの自由な時間だ。

 

知らない街にドライブ感覚で行けるのは良い

あと、知らない街にドライブ感覚で行けるのも良かった。

普通の仕事では、「毎日同じ会社に出勤し同じ人と顔を合わせ」と生活パターンも人間関係も固定化(マンネリ化)してしまいがちである。その点、軽貨物の仕事(特にスポット便)は荷物を届ける為に知らない街に行く事もしょっちゅうなので、普通の仕事に比べ圧倒的にマンネリ化しにくい

 

ストレスが溜まる場面も多い

だが、良い面ばかりでは無い。

(特に慣れない土地で抜け道を知らないと)渋滞にハマったりする事が多々ありストレスが溜まる事もあった。他にこの仕事を行う上でストレスが溜まる要素としては、

  • 信号が長い(国道等の大きい道路に交差する場所では特に信号が長い傾向にあります)
  • 建物名、住所の名称が似ている違う場所に来てしまっていた
  • 不在
  • 割と頻繁に電話のやり取りがある

などがある。

信号が長いとついついやってしまいがちなのがスマホチェック。前の車が(おそらく)スマホをいじっていて、信号が青になったのに気付かないと言う場面には何十回も遭遇している。

 

建物名、住所の名称が似ている違う場所に来てしまっていた

これは、急いでる時はやってしまいがちだ。管理人も何回かやってしまった。お客さんから「まだ来ないのか?」と言う電話は来るし、そこからまた目的地まで向わなければいけないので時間もガソリン代も無駄になるし。

 

不在

これも面倒くさい。

荷物を一度降ろしていたら、また積み直さなければいけないし、家に行ったのに荷物が減らず車が軽くならないのは精神的にもなんかサッパリしない。



もう限界。軽貨物の仕事を辞めたいと思った瞬間×4

半端ない渋滞にはまった時

主に都内の道路を走っている時だが、渋滞など毎日当たり前のように起こっていた。渋滞の多い場所を頻繁に運転するのなら、抜け道を探しておく事も重要だ。抜け道の方に行っても結局踏切で待たされたりしてたいして変わらない、なんて事もしょっちゅうあったが。

 

知らない土地で迷った時

スポットの仕事では、知らない土地に行く事は日常茶飯事であった。

知らない土地では、カーナビを頻繁に使用するのだが、カーナビを見ている間にどんどん時間が過ぎ、配達件数を稼げなかったり、配達時間に遅れそうになったり、と色々厄介であった。

 

宅配の仕事で高層マンションエリア担当になった時

軽貨物で配達の仕事をする場合、やはり集合住宅や一戸建ての住宅が多いエリアの方が配達件数が稼げるかと思う。もし、超高層マンションエリアを担当する事になってしまったら最悪である。超高層マンションエリアでは、多くの配達件数をこなす事はかなり難しくなってくる

高層マンションの場合、エレベーターの上り下りで時間がとられるのはもちろん、セキュリティがしっかりしている場合が多く様々な手続きを行わなければいけない事が多いので宅配先の部屋へ着くまでとても時間がかかる

まともに食事休憩を取る時間も無く、夜の9時や10時ごろ全ての配達が終わってからコンビニで適当に食べ物を買って空腹を満たしてから帰路につくなんて事もざらであった。高層マンションへの配達を行っていた時は辞めたくてしょうがなかった。

>>>高層マンション乱立エリアの宅配のコツ【慣れが必要】

 

宅配の仕事の終わりが見えない時

一度荷物を積んで各家庭に商品を宅配する。一通り宅配が終わり、荷積み場所に戻ると荷物が更に増えている。こんな光景を見ると、本当にやる気が無くなった。



1回2万3000円の案件行ったら大変なことになった話

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目を疑う報酬額

軽貨物に限らず、世の中には時に目を疑うような高額な報酬が提示されるような仕事と言うものがある。が、報酬が高いのにはたいてい理由がある。

確か去年の秋ごろ(記憶が曖昧)、携帯に会社から「こんな案件あるけどどうする?」メッセージが届いた。「どんな案件だ?」と、画面を見てみると、なんと「1回2万3000円の仕事」(ロイヤリティー、ガソリン代引いたら1万8000円前後だが)とある。

少し迷ったが、お金が良いし走行距離的にもそんなに長くないのでこの案件を引き受けることに。しかし、これが悲劇の始まりであった。

 

なかなか始まらない

荷物は某所で夕方頃に引きとった。そして、某県の某駅まで荷物を運ぶ事になっていた。別にそれ自体は普段と特に変わらないことですんなりと行った。しかし、長い戦いはここから始まるのであった。

到着したはいいが、今回のこの案件はここからレジの部品交換的な作業があるらしい。技術者が来るまで車で待機との事なので待機していたが、これがなかなか来ない。

何時間か待ち、やっと技術者が来てメンテナンスが始まりまったが、これもなかなか終わらない。そして、なんとこの作業が終わるまで帰れないらしい。

「ぬぉー!!まだ帰れないの??」

そして、待ちに待って結局帰れたのは朝の5時過ぎ(!?)(記憶が曖昧)もうやりたくないと思った。



軽貨物・宅配の仕事をおすすめしない理由

普通に新規参入するにしても、脱サラし独立開業してガッツリ稼ごうと思っているサラリーマンにしても、この軽貨物(特に宅配)は個人的にはおすすめしない。

軽貨物(特に宅配)をおすすめしない理由としては、

  • 軽貨物の求人情報を鵜呑みにしない方が良い
  • (営業ナンバー取得などの)手続きが面倒
  • 放任的
  • 仕事が終わらない(拘束時間が長い)
  • 店舗によってやり方が違う
  • 不在があると面倒くさい

と言ったものがある。

 

軽貨物の求人情報を鵜呑みにしない方が良い

よく求人誌に「入社○年目Aさん ○月の収入例 日給○万○千円×○日=月収○○万円」「え?こんなに稼げるの!?」と思ってしまうような内容が記載されているが、期待しない方がいいその理由、詳しい事については軽貨物の求人情報を鵜呑みにすべきでない理由で。

 

放任的

と言うのは、個人事業主と言う部分も大きいのだろうが普通のアルバイトや会社員の仕事に比べると放任的なように感じた。

 

仕事が終わらない(拘束時間が長い)

自分は某ドラッグストアの個人宅宅配をしていた。だが、これが終わらない。

この仕事は(ドラッグストアの)実店舗で荷物を積む所から始まりり、宅配→店舗に戻り荷物を積む→宅配 と言うルーティーンだがが、たいてい毎回

荷物を車に積む→宅配する→店舗に戻る→荷物が増えてると言う繰り返しであった。いくら宅配しても終わりが見えなかった。結局朝の10時ごろから仕事を開始して、終わるのが夜9時なんて普通であった。ひどい時は夜11時に終わるなんて事も。



まとめ:軽貨物・宅配で稼ぐにはそれなりの経験が必要

軽貨物の仕事は自由な働き方が出来、その働き方に憧れを持って参入する人も少なくないかもしれない。だが、特に宅配の場合は作業的に楽ではないし、経験を積んだ上で相当上手くやらないと稼ぐのは難しいと個人的には感じた。

逆に、多くの経験を積みスペシャリストになれれば、稼げる可能性は充分あるかと思う。

それらを踏まえた上で軽貨物に向いている人を上げるとすれば、

  • 「稼げなくても(おこずかい程度で)良いから楽しんで仕事がしたい
  • 自由な働き方がしたい
  • ドライブが好き
  • 一人が好き

と、言ったような人には向いているかもしれない。(なお、管理人が軽貨物を辞め感じている事については、軽貨物を辞めた現在、感じている事をリアルに話すで。)

 

軽貨物・宅配の仕事を探すには?

さんざん嫌な面ばかり書いてきたが、それでも「軽貨物・宅配の仕事がしてみたい!」と言う人は、下記記事でも紹介しているのでチェックしてみれば良いかと思う。(冒頭でも書いたが、「稼げる・稼げない」は別として某K○T-GROUPで宅配案件を豊富に取り扱っているのは確かだ。)

>>>東京・埼玉で軽貨物宅配案件を探すならおすすめは○○




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